循環器内科では、全身に血液を巡らせる心臓・血管の疾患を診察します。動脈硬化を引き起こす疾患を放置すると、脳梗塞・脳出血・心筋梗塞などの命に関わる病態につながるリスクが高まります。しかし高血圧・脂質異常症などは自覚症状がないため、健康診断で指摘されても放置する人が少なくありません。
循環器疾患で最も多い高血圧は、動脈硬化の進行による本態性高血圧症とホルモンの分泌異常などによる二次性高血圧症に大きく分類されます。本態性高血圧の場合は血圧の自己管理や減塩が有効で、服薬だけに頼らずに管理できることがあります。二次性高血圧症の疑いがある場合は精密検査が必要となります。当院では血管年齢も測定できますので、ぜひ一度動脈硬化の度合いをお調べください。
次に多い不整脈は、経過観察で済むものから速やかな治療が必要なものまで様々です。健康診断で指摘を受けたら精密検査を受けることが第一です。当院では、心電図やホルター心電図を備えております。
ぜひご相談ください。
お薬を飲むことだけが治療ではありません。当院では患者様に病気について正しくご理解いただき、悪化させる要素を取り除くために生活改善をアドバイスしております。より良い治療を一緒に考えていきましょう。